初回のCOMIC1の参加サークル数1553を元に、COMIC1☆2では募集スペースを1500として告知を行いました。申込締切日も作業日程を考慮して事前の準備に十分日程が取れるようにしました。

初回は予定数の50%増でいろいろと作業が大変だった分、今回は余裕をもって準備ができるつもりでいました。しかし、こちらの予想以上に申し込みが有り、締切日までの申込総数は2500を超える数となりました。募集スペース数の66%増の数です。このまま予定していたホールで開催すると、せっかく申し込んでいただいたサークルの４割を落選させなければいけません。開催日の会場割り当てが決まっている中で会場側と折衝を行い、急遽開催場所を西ホールから東ホールへ変更する事としました。

申し込み数が増加した分、申込書の確認・サークル配置などの事務作業量も増えました。しかしカタログ原稿の入稿日は変更できません。作業の見直しを行い、どうにか予定日通りにカタログ発売となりました。もし、昨年と同じ締切日を設定していたならば、ここまでの対応は難しかったと思います。事務作業の進め方も、前回とは違うやり方だった分、作業量の増加に対応ができました。

しかしながら、余裕がなくなってしまった分、前回より遊びの部分が少なくなってしまったことは否めません。次回以降、本来のCOMIC1のテーマであった真剣に遊ぶことを目指したいと思います。

新しい試みとして、当落通知を郵送のほかにメールでも発信しました。おおむね好評だったようですが、事前の告知がなかったために、メールアドレスの登録をされなかった方からのおしかりも頂きました。また、当落の通知が遅いために本の作成に十分な時間がとれないというご意見も頂ました。次回は、もう少し早い時期に当落の通知が行えるように作業を見直していく考えです。

見本誌の取り扱いについては、当日だけの告知より、事前に告知を行うべきとの考えからWebを通じての告知を行いました。しかしながら、結果としてはサークル参加者の方々に混乱を招いてしまいました。印刷物に頼らずとも告知ができる便利さの反面、こちらの考えをうまく伝えられなかったと思います。今後の開催で集まった見本誌についても、同人誌を文化として残していくために、米沢嘉博記念図書館(仮称)に寄贈を行います。しかしながら、寄贈を望まないサークルの方の声を無視することもできません。次回の開催でも、寄贈を望まれるかどうかについては、見本誌の確認の時点でサークルの方の要望を確認していきます。

当日は天候に恵まれず、多くの来場者が雨の中で開会を待つことになってしまいました。そのせいもあって、入場がスムーズにいかない部分がありました。天候自体についての対策を立てる事はできませんが、来場される方がスムーズに入場できるよう対策を検討していきたいと思います。

さて、３回目となるCOMIC1☆3は2009年4月26日に開催することになりました。
年１回ペースでの開催となりますが、準備会一同今後も開催に向けて尽力していきたいと思います。参加申込は今年秋頃開始を予定しています。 参加者全員が真剣に遊ぶ事ができる場として、COMIC1を継続していきたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願いします。



2008年9月 COMIC1準備会